TkMdの日記

忙しさに流されない日々のために。某教員のブログ。

2018-01-01から1年間の記事一覧

燃え盛る

ただいま本校、炎上中であります。保護者からのクレームのお電話が毎日かかってきております。しかも、複数のご家庭から。 どうやら学校は保護者のストレスの捌け口としての役割も担わされているようです。お電話の内容がなかなかに理不尽。まぁ、理不尽でな…

ドラマはここにある

自身の身に起こった理不尽な、過酷な現実。一度はその現実に打ちのめされ、見失い、道を踏み誤る。しかし、それでも支えてくれた人がいたこと。そんな人に支えられながら、前を向いて困難を乗り越え成長した笑顔。そして、乗り越えると見えてくる周囲の人々…

失敗から学ぶということ

失敗から学ぶということは大事だと思うし、いろんな人が「成功より失敗の方が大事」と言っているので、失敗を大事にしたい。……と、思っているのだけれど、実際に失敗したらやっぱ痛いなー。「空気の読めない厚かましい人間」をやらかしてきました。落ち着い…

研修の成果

夏休み。普段の忙しさから解放されて、充電期間。ついでにいろんな研修を受けてきました。そんな、研修では様々な講師のかたがいた。ユーモアがあり引き付けるような話をする人、固い感じの話しだけど内容で引き付ける人、配布資料と講演内容が一致しない人…

コペルニクス的

最近気がついたこと。私は「教員は生徒対応と授業でなんぼ」と思ってて、いろんな書類作成やら校内の雑務やらは付属品だと思っている。「茶番センサーを切り、茶番に全力投球しよう」的なことが最近読んだ本で書いてあった。そして、そんな茶番に全力投球で…

孤独な人

先日の放課後17時頃……ゴンゴンゴンと職員室のドアを叩く音。 ドアを開けると、そこには三角に目がつり上がって今にも殴りかかりそうな形相のおじさんがいた。「進路指導している教員を出せ」「俺はここのOBだ。進学先がめちゃくちゃになってええんか?」……と…

一線越えた

越えてはならない境界線。一人の人として、そして一教員として、越えてはならない境界線。そんな境界線を越えてしまいました。ついつい、うっかりなどと言い訳をしても、二度と取り返しのつかない「向こう側」へ。悔やんでも、悔やみきれない、愚かな過ち…… …

地雷原

職場にて。一死、一二塁、ショートへのゴロをトンネルから球を拾ったレフトが本塁へ悪送球。痛恨のダブルエラーでランナー二者生還……みたいな状態でした。ショートのエラーはよくあるので、想定内でしたが新人のレフトがまさかの悪送球wその後、レフトに話を…

ブラック 砂糖あり

先日、私が教員とは知らない知人との会話。知人「ゴールデンウィークはどこかにお出掛けですか?」私「ゴールデンウィークは全部仕事なんです」知人「あっ、他人が休んでるときには休めない仕事ですかー」私「まあ、みんなが働いているときも休めないんです…

あなたの隣に

最近、気付いたことがある。我が部の部活動の生徒の一人がサイコパスっぽい。去年から知っているけども、最近になってようやく気が付いた。その生徒の特徴。①非常に利己的な思考 こっちが「えぇ!?、何でそうなる!?」みたいな感じで、自分の都合のいいよ…

そんなことを言われましても

アドバイザー的な外部の方から、「アドバイス」を頂く機会があった。「もっとこうした方がいい」「こういうことが必要とされている」と、その人は言う。……あのね、とてもじゃないけどそんなことを言ってるような状況じゃないんですよ……ということを説明する…

「したこと」よりも

マザー・テレサだったと思うけど、「人は自分がその人にしたことは忘れるが、その人にさせられた思いは忘れない」という言葉を最近凄く実感する。「試験勉強を頑張ってやってから食べようと冷蔵庫に入れてあったプリンがお母さんに食べられた」場合、勉強し…

季節の病

いつの間にか咲いた桜も散り初め、年度が変わって新年度。「教育は書類でやっているんじゃない!、現場でやっているんだ病」がそろそろ再発しそうです。罹患者数の多さ、治療の困難さ、特効薬の少なさなど、実に厄介な病です。いつからか、教員になってすぐ…

他人事じゃない

最近、いろんな学校で発達障害の生徒対応に苦慮している。本校も例外ではなく、なかなかに苦労している。 が、先日のこと。母と父の話をしていて、母は言った。「あの人はアスペルガーやと思うよ」………………そうかも。私の父は「困った人」で、自分の意にそぐわ…

組織の中で生きていくということ

クレーマーおじさんをはじめ、その他の方々も含めて今の職場は人間関係で精神を削られることが多い。「残念な職場」と言ってしまえば終わりだけど、そうでもない気がしてきた。「組織の中で生きていくということ」は、「様々な人がいるなかで生きていくとい…

炸裂

知らない間に埋められていた地雷が背後で炸裂し、右腕がぶっ飛んだ。エマージェンシーを知らせる警報が鳴り響くなか、生き残りをかけて残った左腕でAK47を振り回す……みたいな状況に職場でなってます。こうなると、とっておきの特殊能力「見えざる右手」を発…

二年の長さ

今、校内でいろいろと異を唱える教員も多くいることに関して、会議の場で私がちらっと言及。校長の痛いところをやんわりとつついてみた。すると校長は言った。「まあその件は来年度しっかりやってもらって……」はいきたー。これは三月末に向かって逃げ切りモ…

A君とH君

いろんな生徒はいますが、冬休み前の話。部活の生徒が「もう、ほんと無理です」と大分余裕のない感じで訴えてきた。その生徒は、おっちょこちょいでムードメーカー、思ったことをすぐに口から出ちゃうような、軽く他動症のタイプ(以下、H君)。訴えてきたこ…