燃え盛る
ただいま本校、炎上中であります。
保護者からのクレームのお電話が毎日かかってきております。
しかも、複数のご家庭から。
どうやら学校は保護者のストレスの捌け口としての役割も担わされているようです。
お電話の内容がなかなかに理不尽。
まぁ、理不尽でない内容だったり、論理的な会話ができる方だった場合は2、3回話せばだいたい終わっていきますからね……
こちらも理不尽についていけておりません。
「太陽が眩しすぎたからだ」とでも言えばいいんでしょうか、「なんでサングラスがないんだ!」、サングラスがあったらあったで「黒い色は教育に不適切だ!」という感じで、どっち転んでもアウトなご主張です。
保護者の方も家庭やら仕事やら子育てやらで大変なんだろうなーと、「人生うまくいっていないんだろうなー」と思うしかないですねー。
今に始まったことではないですが学校にここまでクレームがあるのは「悪いやつは攻撃してよい」という、社会の風潮の現れのような気がします。
そして、「学校」や「教員」が悪者になっている人々が増えたのでしょう。
しっかりと自己主張する世の中になってきたのだけれど、単にストレスの捌け口としての主張をする人も増えているのだろう。
ということなので、主張をする人に対してはこちらも毅然と主張をしていくべきなんでしょうけど、なんせ私を含めてほとんどの教員が今までにそんな練習をしていない。
なので平謝りをしちゃう人がいたりするので、余計に燃えちゃってる。
まさに「時代の変化についていけていない」というやつですな。
という勢いよく燃え盛るまっただ中の本校ですが、火の粉が自分に降りかかってこないことを祈るばかり。
火の粉っていうより、爆薬ですけど。
ま、自分に降りかかってきたら振り払うし、なんなら消防に来てもらいますけどね。