TkMdの日記

忙しさに流されない日々のために。某教員のブログ。

二年の長さ

今、校内でいろいろと異を唱える教員も多くいることに関して、会議の場で私がちらっと言及。

校長の痛いところをやんわりとつついてみた。

すると校長は言った。

「まあその件は来年度しっかりやってもらって……」

はいきたー。これは三月末に向かって逃げ切りモードだな。

普段の言動からはあまり逃げるようなことはなく、誠実に対応される「いい校長」だったので、これは異動の辞令フラグだ(笑)

下っ端的には「残されたこっちの身にもなってみろ! 2、3年で放り出すんじゃない!」とか思ったりもする。


けど、2年ってむしろ長いかもしれないと思うようになった。

今年に入ってからでも考えるだけでいろいろと事件もあったし。

学校に殴り込みをかけに来たような保護者と何回か面談をし「訴えるぞ!」的なことを言われ、教員が不祥事(?)をおこしてばたばたしたり、職員会の際にはクレーマーおじさんに噛みつかれ、働いている教員だって「優等生」ばかりではないし、訳のわからん内輪揉めの仲裁をし、教育委員会やら文科省から現場を無視したようなことを言われ、それによって現場との板挟みとなり……

と考えていると、こんなん2年もやるなんてほんと嫌になるよね。

逃げ切りモードの校長になんだか共感できてしまった。

2年や3年では何もできないようなもんだと言う人もいたけど、そんなんじゃなくて「2年か3年が精一杯」なのかもしれない。

それ以上続かないから、管理職は2年か3年でだいたい転勤するのかもしれない。