大学無償化の目的
ふと、先日思い付きました。
大学無償化の目的。
「やる気のない学生に金を払うのは嫌だー」とか言っていましたが、そんなことではなさそうな気がしてきました。
某テレビ番組で「80まで現役社会」みたいなことをやっていましたが、そこではモデルケースとして「40~50あたりで一旦退職し新たなことを学んで働く」という北欧モデル?を説明していました。
それって、年金がなくなるってことですね。
なので、大学無償化は「若者の負担を減らす」とか「大学絡みの既得権層の保護」とかが目的ではなく、「年金なんてなくなるから、年取ってからもしっかり働いてね。セカンドキャリアのためには学費出すから!」ってことか。
と、考えるとありな気がします。
どうやって年金をなくすかは謎ですが、人も足りないことだし、新卒一括採用の慣例による歪みとか、人材の流動性の確保とか、同一労働同一賃金とか、その辺の問題も解決していきそうな気がします。
というか、結構現実的にセカンドキャリアを考えている(そういう社会になるとも思ってます)し、その際に学費がただになるのはいいかも。
そうなると、今みたいな入試では学生しかクリアできないので、アメリカ式の「入りやすく出にくい大学」にもなっていくのではなかろうか(ま、そうなってほしいという願望込みで)。
てゆーか、今の方式の入試を突破して自分が大学生になれるかどうか、なかなか厳しいっす。
勉強を教えているのに自分の学力が落ちているという、謎な現象。
うーむ、セカンドキャリアを考える前に受験対策を考えるべきなのか……
てなわけで、大学無償化に向けて私のなすべき事は受験勉強のようです。