TkMdの日記

忙しさに流されない日々のために。某教員のブログ。

学校ってなんぼのものか?

学校にはいろいろな生徒がいる。

エンジョイしている生徒、リーダーの生徒、異性にもてる生徒、勉強が得意な生徒……

しかし、それだけじゃない。

学校がキツくて苦しい生徒、いじめにあっている生徒、勉強が苦手な生徒……

そんな生徒に言いたい。

「学校って大したもんじゃないよ」と。

まだ、数年か十数年しか生きてなくて、君は狭い世界しか知らないんだ。

学校の他にいけばもっと楽しく、君が生き生きできる世界があるかもしれない。

ホントに学校なんて広い世界のちっぽけな1部分でしかない。

だから、今上手くいかなくても、この先上手くいかないということが決まったわけではない。

もちろん、人生何があるかわからないので、上手く行くという保証はない。

けれど、「この先も上手くいかないはずだ」と決めつけるのはしないで欲しい。



と、発達障害で日々きつい思いをしている生徒と接していて思った。

ある人に言わせると「学校は最後の共産主義社会」だと。

みんなと違う生徒はすぐに弾かれ、居場所なんてなくなる。

実力主義でない日本の社会も関係していそうですが、そんな学校に不適応な生徒が安心して通える学校にしたいなーと、思っている先生も一応ここにいるんだぞー。