大きな赤ん坊
オムツを変えてほしい時、あやしてほしいとき、赤ん坊は泣き周囲に訴える。
「面倒をみてくれ」と。
今の職場にはそんな「大きな赤ん坊」がいるようです。
周囲がオムツを変えたり、お乳を飲ませたり、あやしてくれるのを待っている。
泣いたりぐずったりしながら。
本人は「やってもらって当然」と思っているので、面倒がみてくれていないと、言動がエスカレートしていき、現実逃避的な大演説となったりする。
「別に大人の面倒をみるために教員になったんじゃないし」などといいつつ、私は大きな赤ん坊からは距離をとっている。
あの人に対してどうこうするとか、そんな愛情やら器やらありましぇーん。
エネルギーがどんどん吸い取られますからね。
しかし、非常にあやすのが上手なベテランの先生もいる。
赤子を上手にあやすような自然な対応。
「母や強し」です。
私なんぞは足下にも及びませんです。
ま、そういった大きな赤ん坊が減ってくれば職場環境も良くなってくるんでしょう。
オムツを換える労働がなくなるので、余裕もできるでしょう。
オムツを換えるほどのことはあまりないと思うが、日々いろんな面でお互い様での支え合い、交流はだいじにしたい。
私自身が周囲の方々に面倒をみてもらいながら働けていることも、しっかりと覚えておきたい。
…こんなことをかんがえながら、少しずつ職場は変わってくるのだろか。